美容健康情報誌とはいっても捉え方、視点が様々で一概には括れない印象が有ります。
コスメに興味が深い方や若い年代の女性には美容と言うと顔を中心としたコスメティック関連の情報誌というイメージを持つのかもしれません。
コスメに対する関心から、もう少し内なる美容に興味や関心を持たれる世代、40代以降でしょうか?!には、健康に近い面からの美容をイメージするのかもしれません。
例えば、肌にシワやシミ等がまだ少ない若い女の子たちは、どちらかといえば、基礎化粧よりもアイシャドウやマスカラ、グロスなどパーツのオシャレを楽しみます。
すこし年齢が上がってくると、どうしても保水力が衰えてきていたり、今まで気にならなかった毛穴やたるみなどが気になります。お化粧を楽しむためには、お化粧が肌にキチンと乗るようにベースのケアや状態をキチンとすることが、若いとき以上に大切になってきますね。
美というのは表面ではなく無い面の健康美に深く関るということが大テーマになって来るのです。
ただ若い人の細胞も年齢と共に確実に変化していきます。
今のまま続くわけでは無いので、いつかは同じようにあるいは今の食習慣の変化や表面的なごまかしのメイクが仇になりキチンとケアしている今の40代程良い状態を保てないこともあるかもしれませんね。
40代が一つの分岐点になるのかもしれませんが、若い世代にもメイクやダイエットだけではなく、例えば肌の健康やシワ、シミ、日焼けのメカニズム等を理解し、食の面からの肌づくり等の知識もしっかりと備えることは、綺麗な40代を迎えるために大切なことですよね。
基本は身体の酸化、血液の問題(糖化、脂、血圧など)、整腸などで大まかには予防するポイントは体質面を除けば似ています。
食のバランス、管理と適度な運動です。
そのメカニズムやピンポイントの情報を知ることで、自分に活かしていけます。
エクセレントメディカルの発行する「エビデンスタイル」を拝読致しましたが、とてもバランスの良い情報誌だと感じました。
テーマ選びが、読者が「自分事」として興味をもちやすいもので、そのメカニズムを図解で説明していることで読者が気をつけなくてはならない点をより明確に意識できる。つまり表面的な美容ではなく、内側からの健康、美容をしっかりと考えていると感じます。
もちろん専門である美容メディカル面からもアプローチし、食事に関するアドバイスやレシピを紹介していることでトータル的に美容面を内側からサポートしている内容ではないかと思いました。
このような内容と最新のコスメが共存できている雑誌が幅広い年代に興味をもってもらえる美容雑誌ではないかと感じた次第です。付録でつるのではなく・・・ですね(笑)