これからプラセンタのサプリメントを購入しようと考えている方には是非ご覧いただきたいのですが、プラセンタサプリメントは、商品により配合量が異なります。
そして、プラセンタをどのように配合しているのかについても、商品により違いがありますので、今回は正しいプラセンタの配合量を判別できるようになるコツをあなたに伝授したいと思います!
プラセンタ配合量は数字にごまかされないこと!
プラセンタ商品のホームページなどを見ていると、「業界最大量配合」などと記載されていたり、「どーんと30000mg配合」なんて書かれていたりします。
プラセンタエキスか、プラセンタ末(原末・純末)か
しかし、問題なのは「プラセンタエキス」なのか、もしくは「プラセンタ末(原末)」と書かれているのかです。
原末は純末と表現しているメーカーもあります。
プラセンタエキスとは、ほぼ水分で作られているので、例え30000mg配合されていても、その中の効果的なプラセンタエキスはごくわずかです。
何割の原末が含まれていなければ、エキスと呼んではいけない、というルールは残念ながら今のところありません。
しかし、プラセンタ末もしくはプラセンタ原末と書かれている場合は、水分や不純物を取り除いた濃縮エキスを粉末にしてあるものになりますので、体内でより効果的に実感できます。
一方、プラセンタエキスの場合は、ルールがないがために、各メーカーの表示はお任せになっています。
そのため、配合量の数字に惑わされずに、何がどの程度配合されているのかを見比べるのが大切です。
原末含有率10%だとすると。。。
A商品プラセンタエキス3000mg
B商品プラセンタ原末300mg
※2つの商品はほぼ同じである
という結論になりますね。
高濃度、高純度?
プラセンタドリンクは、エキスで表示されていることが多いようですが、末、原末、純末などの数字も合わせて表示してある商品を選んでください。
「高濃度プラセンタエキス配合」などというコピーだけですと、いか様にも取れますよね。
たとえば、プラセンタエキスは高濃度だけと、全体の1割しか含まれていない。
ということは、要のプラセンタは5%ないかもしれません。
原料換算、原液換算?
原料換算、とか、原液換算、と書かれたものもあります。
これが書かれている商品がすべて悪いかどうかはわかりません。
プラセンタの抽出順序は大きく言うと
【原料】プラセンタ(胎盤)
↓
【原液】プラセンタエキス
↓
プラセンタ原末/純末
「↓」の工程では不純物や水分が取り除かれます。
原料、原液は当然大きな数字になります。
しかし、ポイントは原末量です。(それも質と純度の高い原末)
原料や原液の量を書く必要がないのに書くということは、大した原末量がないと考えてもおかしくありませんね。
○○倍濃縮?
『高濃度50倍濃縮!』
というキャッチコピーの意味はなんでしょう?
プラセンタの効果に一番影響を与えるのは、そのアミノ酸量です。⇒馬プラセンタの特徴と効果や費用など
馬プラセンタは豚プラセンタの1.2倍のアミノ酸が含まれており、その中の必須アミノ酸量は2倍。
豚よりも馬が効果が期待でき、高値である理由です。
馬プラセンタエキスをフリーズドライ製法で原末にすると、約67倍の濃縮率となります。
豚プラセンタエキスの場合は、約50倍の濃縮率です。
この数字はどのメーカーも同じ製法であれば、ほとんど同じです。
つまり、この商品「固有の特徴」ではないものを、大きくキャッチコピーにしているだけです。
プラセンタ以外の配合量も確認する
サプリメントやドリンクにとても多いのが、プラセンタ以外の美容成分を加えるという点です。
例えば、プラセンタにプラスしてコラーゲンやヒアルロン酸を配合していたり、セラミドやコンドロイチンなどを配合しているものもあります。
また、女性特有の月経異常や生理痛などに効果が高いと言われている「マカ」や「大豆イソフラボン」を配合している商品もありますので、一体どの成分が一緒に含まれていることを望むのかが大切です。
プラセンタの1日の目安摂取量は100mg以上とされています。
※日本健康・栄養食品協会が定める、プラセンタ食品の品質規格基準(JHFA規格基準)では、純末が100mg以上であることが定められています。
例えば、単純にプラセンタだけで良いと考えて、プラセンタエキス100mg/日の商品を選択するのか?
プラセンタエキスは50mg/日だけども、コラーゲン5g/日や、その他ビタミンCなどの成分が総合的に配合されている商品が良いのか?
などなど、選び方は人により大きく異なります。
まとめ
どの配合量が効果的なのかは個人差が出ます。
プラセンタが多すぎても副作用の心配があります。
見極めのポイントをしっかりと観察し、いくつかの商品を取り入れて様子を見てみるのがオススメです。
サプリメントの効果を見るには、特に女性の場合は、3か月は必要だといわれています。
女性の体の周期は約1ヶ月
卵巣が二つあるため、2か月
摂取開始時期が、周期の途中である場合を考え、トータルで3か月というわけです。
3か月なんて待てない?!
気持ちはわかります!
真剣に自分に合うプラセンタサプリを探すのであれば、気長に自分の体の声を待ちましょう。
ちなみに、プラセンタ注射は1アンプル100mgで、効果の即効性は経口摂取の4倍とも5倍とも言われています。(定かなデータはありません)
医療機関でのみ許可されているプラセンタ注射の質はほぼ間違いないといえます。
高濃度、高純度プラセンタを摂取したい、即効性が欲しい場合は、注射の方を考えてみてはいかがでしょうか?