女性特有の悩みを少しでも改善させるために、非常に役立ってくれる成分があります。
それぞれどういった効果を発揮してくれるのか、説明したいと思います。
イソフラボン
イソフラボンは、大豆の胚軸に多く含まれる植物性ポリフェノールの一種です。
体内で女性ホルモンと似た働きをするため、植物性エストロゲンとも呼ばれています。
コレステロールの調整や骨に深く関係しています。動脈硬化や骨粗鬆症の予防・改善に非常に高い効果があるようです。
また、女性ホルモンが減少することによって起こる更年期障害の緩和にも効果を発揮してくれます。
他にも高酸化作用によって、美容や生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
ポリフェノール
ポリフェノールとは、光合成によって作られる植物の色素成分で、抗酸化作用を持った成分です。
女性ホルモンの促進作用を向上させる作用があるため、更年期障害の女性にはおすすめの成分です。
抗酸化作用で体内のサビを排出する働きもあるため、アンチエイジングにも高い効果を発揮してくれます。
ポリフェノールには様々な種類があり、代表的なものはアントシアニン・カテキン・フラバンなど。
上記のイソフラボンもポリフェノールの一種です。
ポリフェノールサプリメントといえば、ピクノジェノールが有名ですね。
プエラリアミリフィカ
これは亜熱帯地域にあるマメ科クズ属の植物です。
この植物には、大豆イソフラボンの40倍ものイソフラボンが含まれているといわれています。
バストアップのサプリメントとして流行したことがありますね。
プエラリアにはイソフラボンの他に、プエラリンヤミロエステロールなどの有効成分が含まれ、美肌美乳効果やエストロゲンの活性化が期待できます。
ただし、過剰摂取により副作用を伴う場合があるので要注意です。
酷い場合、不妊症になる可能性もあるそうなので、摂取しすぎには十分気をつけましょう。
亜鉛
亜鉛には女性ホルモンの分泌を活性化させる効果があります。
牡蠣やレバー、卵黄などに含まれています。
バストアップや美肌などはもちろんのこと、免疫力を高め、精神安定などの効果があります。
女性にとって亜鉛は必要不可欠な成分の一つです。
女性特有の病気や悩みなど、その多くは女性ホルモンの乱れから起こります。
そんな時、女性ホルモンの分泌を促進させたり、代わりに似たような働きをしてくれる成分、サポートしてくれる成分を効果的に摂取する必要があります。
そうすることによって、改善できる病気がたくさんあります。
ホルモンバランスの調整といえば、プラセンタですね。また、ホルモンバランスが乱れると肝斑なども発生するそうです。
肝斑やシミについてはこちらを参考にしました。
サプリメント等であれば手軽に必要量を摂取できるので便利ですよ。