個人的な感想ですが、最近の男性誌に見る美容や健康面のことで言うと、筋トレやエクササイズ、ランニングのような体を鍛えることをテーマにしたモノが多いですね。
テレビでも最近は俳優が上半身を見せる(魅せる)シーンが多く、世の女性達はそこに萌えるとか・・・。
私が驚いたのは大河ドラマ「八重の桜」の西島秀俊の細マッチョな身体。プロレスラーのようなプロテイン漬けの身体よりは西島秀俊のような無駄の無い、嫌みの無い身体の方が格好良いです。
ランニングなんかは半分はウエアー等のファッション面ですが、エクササイズ、特に筋トレメニューなんかはどれだけの男性が自宅で実践しているのかは疑問です。何故なら、私は陸上競技のトレーニングの補強として自宅にダンベルやインクラインベンチを購入して週に2-3回1時間程のメニューをこなします。
以前はジムに通っていましたが、時間に追われないし、お金も1年で元が取れるので買いました。お金を払ってジムに行けば払っている元を取るために通いますが、いつでも出来ると思うとなかなかやらないのが人間です。
私はやってはいますが、メニューがマンネリ化して来たり、追い込めないことには気付いています。目標があってこそ続けていますが、普通の人がなかなか家で筋トレを継続するのはメンタル的に優れた人しか出来ないですよね。
でも、雑誌というのは格好良い肉体の写真と、簡単!というキャッチフレーズでいかにもできるように誘うのですよね。
あとは、男性誌には以前は少なかった料理のレシピのコーナーも多いです。自炊する男性が増えたからということでしょうか?健康志向も高まっているのですかね。
引き締まった身体を作るにも食事は大切です。とても良いことだと思います。今の世の中、料理も出来ない男は魅力が無いと、男の自分からも思います。
そして男性コスメですね。私が学生の頃に見ていた男性雑誌には、ニキビや薄毛対策、あとは男性の美容クリニックの通販や宣伝くらいしか紙面を割いていませんでした。今では、美肌や美白、シャンプーなどの細かいケアに関する項目が季節毎に特集されています。
総合すると、ファッション雑誌が服装のことだけに特化していた時代は終わり、1冊に男性の生活の全てが収まってるようなものが殆どです。何故か巻末の方にヌードが載っているもの迄あり不思議なものもあります。そういえば、いつ頃からだったか女性誌のananもファッションから脱却して恋愛ネタに特化していきましたね。
単純にファッション誌というものがもう古いのかもしれませんね。