女性ホルモンに働きかける効果の高い栄養素を紹介します。
こういうのも食べたいですが・・
ホルモンバランスを整えよう栄養バランス編
大豆イソフラボン
ポリフェノールの一種で、エストロゲンと似た働きをしてくれると言われる、注目の栄養素。
別名「植物のエストロゲン」と呼ばれ、大豆を原料とする納豆や豆腐、豆乳などに含まれます。
たんぱく質
たんぱく質が不足すると、パワー不足で疲れやすくなるだけでなく、血行も悪くなります。冷え性改善にも欠かせませんが、脂肪の多い肉の摂り過ぎは、血液が酸性に傾き逆効果になる可能性も。特に40歳を過ぎたら、赤身の魚や鶏肉、大豆などの豆類でたんぱく質を摂るよう心がけましょう。
ビタミンB6
女性ホルモンの代謝に働きかけ、バランスを整えてくれます。マグロやカツオ、牛・豚レバー、うなぎ、ナッツ類、大豆製品に多く含まれます。
ビタミンE
ホルモン分泌をコントロールする視床下部や卵巣に働きかけ、生殖機能を正常に保つ働きがあるといわれています。ビタミンEが不足すると体内のホルモンバランスが崩れ、生理不順を引き起こしたり、更年期障害がひどくなる原因にもなります。ナッツ類、アボカド、うなぎ、カボチャなどに豊富に含まれます。
亜鉛
女性ホルモンの分泌を促すとして注目されています。カキやホタテ、レバーなどに含まれます。
ミネラル類
牛乳、チーズなどの乳製品、小魚、ごま、ひじき、昆布などのカルシウムを多く含む食品や、大豆、ナッツ類、海藻類、玄米、そばなどにはマグネシウムが多く含まれています。
<食事のアドバイス>
現代人の食事は、脂肪分や糖分が多い高カロリーで、野菜が不足気味。上記の栄養素を意識して摂ることは大切ですが、栄養バランスそのものが、何より大切です。
とはいえ、忙しくて料理したりする時間もないという人も多いでしょう。そんな時は栄養補助食品やサプリメントなどを利用するのもひとつの手です。
ただしサプリメントを摂っているからと、好きなものばかり食べては元の木阿弥です。
特に加工食品には、高脂肪・高カロリーで食品添加物のさまざまな影響も考えられるので、多食は控えたいものです。