美容健康情報誌と読者との関係を考えた場合、私が想像していたのは所謂広告主と購買者という関係にたどり着く感じでしょうか?
雑誌のテーマはそう、誰しもが抱えている問題を取り上げて、写真でその症状や悪化した場合の結末を取り上げる。それがシミやシワであったり、癌だったりします。読者はだんだんと自分のことになって行きます。なぜなら、思い当たる節が多くあるからです。
その項目が多ければ多い程そのテーマに関して人ごとではなく、自分に突き付けられた課題として捉えて行くのです。もちろん、アンケート形式で何個思い当たる項目があったかとかで具体的に気づかされることも多いです。
そして、自分のこととして興味や問題視をした結果、そこから一歩進んだ行動をとることになります。例えば、生活習慣の改善、食事や睡眠等です。あるいは、病院への検診のようなことも、あるいは美容形成、あるいはサプリメントや補助食品等、食品や化粧品、シャンプー等の場合も。
良い場合ですと、その雑誌を見て自分に当てはまった症状が改善されたり、予防に繋がったりします。
悪い場合ですと、ただの物販目的のサイトに繋がっていたりして散財させられることもあるかもしれません。
今のネット社会ですと、いきなりことの結末はなんらかの商品や、本や情報を買いなさいとか、効きもしないサプリメントの様なものを売りつけるものも多いらしいです。
ある調査では、そのようなことも含めて女性の方が美容やファッション等のライフスタイルの情報源としているのは圧倒的に雑誌・新聞が多い様です。
テレビ、ラジオ、ついでSNS等の口コミ等の様です。ネットに関してはそのもののメーカーサイトや購入サイトではなく、口コミ情報が上がっているサイトの情報を参考にする傾向が高い様です。
雑誌に対する信頼性が高いので、雑誌広告に対する投資やタイアップも多いのでしょうね。テレビやラジオは見聞きし易いのですが、垂れ流しの情報なので残りにくいというのもあるのかもしれません。
テレビの通販番組を見ていると、同じ内容を何回も何回もくり返し刷り込んで行きますよね。そして、放送終了後の30分は特別価格だとか、もう一個サービスだとか心理的に追い込んで行きます。そこ迄しないと残らないし流されるからという証拠ですね。
美容や健康の情報誌が全てが全て正しいものとは限りません。信頼性が高いというのが落とし穴の場合もあります。広告や販売に特化して行き着く様なものはやはり怪しいのでご自身の判断力が最終的には大切になると思います。