多くの女性が、月経困難症に悩まされているようです。
そもそも生理そのものは病気ではありません。
しかし、非常に個人差が大きく、全く何もない人もいれば、日常生活ができないほどの月経痛に悩まされる人もいます。
月経困難症の原因の一つとして、子宮内膜症が挙げられます。
排卵期まで、子宮の内膜は分厚くなり、受精卵が着床する時に備えています。この内膜部分が剥がれ落ち、体外に排出されることが生理です。
普通に考えれば、体の細胞の一部が剥がれ落ち出血があるのだから、痛くて当然なのかもしれません。
この剥がれ落ちる子宮の内膜が、本来は子宮の中にあるはずなんですが、何らかの原因によって子宮外に存在した状態が子宮内膜症です。
子宮の外にあったとしても、ホルモンに反応して増えたり剥がれたりするため、これが生理痛の原因になっていると考えられます。
特に最近は子宮内膜症に悩まされている女性が増加傾向にあるそうです。
生理痛が強く、薬の服用が必要なくらいなら一度産婦人科を受診してみてもいいと思います。
きちんと検査をしておいたほうがいいですね。
早めの発見で内膜症改善のためにピルを処方してもらったり、漢方を取り入れてみたりと対策を行うことができます。
子宮内膜症の他にも、子宮筋腫がある場合や子宮がん、子宮頸がんも月経困難症になりやすいようです。
もしがんなどが原因の場合は、出来るだけ早い発見が今後を左右します。
少しでも変だと感じたり、突然生理痛が強くなるなど、変化を感じたらまずは病院に行くことが大事です。
現在は子宮頸がんの予防ワクチンなどもあります。
子宮頸がんというのは、ほかのがんと違い予防することができるがんなのです。
思春期のお子様を持っている親御さんには是非知ってほしい情報です。
とはいえ、全く問題ない健康的な状態であったとしても、月経困難症になることはあります。
そんな時には漢方が非常にお勧めです。血液の流れをスムーズにすることによって、体の廻りを正すとあらゆる障害が治るとされています。
即効性はありませんが、薬に頼ってその場しのぎの対処よりも、長い目で見て治療を行う漢方の方がよほど体にもいいと思いますよ。
現在は、病院に漢方外来などが設置されているため、手軽に漢方を取り入れることが可能になりました。
会社によっては生理休暇なんていう体制も整っているところがあります。
しかしまだまだ女性が働きやすい環境が整っているとは言えません。
まずは自己管理が大事です。定期的に検査や通院によって自分の体を知っておきましょう。
男性には到底わからないし、ましてや同じ女性であっても全く生理痛のない人には理解できない事です。
しかし、生理痛に悩まされ苦しんでいる人がいるという事実を知り、「何で?」「それくらいで?」とは思わないようにしていただきたいです。
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